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2005年6月

2005年6月27日 (月)

おっさん指数満開

今日は仕事で、23歳のベンチャー企業社長に会った。

その爽やかで、礼儀正しく、一途な感じに

とっても好感が持てました。

ホリエモンも昔はこうだったのかしら・・?

その後、メールでご挨拶がちゃんと届くのも

お約束。

ん?でも、なんだかあまりにも毒気がなさすぎて、

(23歳やもん。仕方ないか)

ちょっと騙されへんやろかーと老婆心もってしまったです。



それにしてもこのところわたしのおっさん指数は

ますます上昇の一途をたどってます。



近くの銭湯で看板娘むっちゃんと

あっついサウナに入り、男のことで悩んでいたのも

もはや石器時代のことか(痛)。

ちなみにこのお風呂屋さんの娘むっちゃんは

現在30半ばであるが、

お風呂づけの幸福な日々を過ごしておられる。

だいたい午後2時から5時まで。

夜は12時から2時まで。

とにかくずーと自分とこのお風呂に入りっぱなし。

だからむっちゃんのお肌は真珠のように輝いている。



かなりお気楽に見える風呂屋の娘むっちゃんではあるが、

番台にも座るし、家族の夕食も作るし、

夜中お風呂の掃除もする。



で、彼女とサウナで最近する話といえば、株。

以前は「きゃー、今日はデートやし、ファンゴ(ボルゲーゼの

泥パックね)していかなー」とか

ラブな会話で盛り上がっていたが、

このところ、

「あの銘柄は興味あるね」とか

「中国株はおもろいよ」とか、

「○○○はぜったいカイって、株マダムのMさんが

言ってたよ」とか・・・。



とはいえ、実際ふたりとも株をやってるわけではない。

シュミレーションしてサウナの中でマネーゲーム

楽しんでるだけ。



ったく。

妄想にさえ、おっさんが入ってきてます。

イギリス男

NYで今回お買い物した中で、

私のアドレナリン指数が最も上がったのは、

57丁目の5&6の間にある

SMYTHSON



ロンドンのニューボンドストリート(素敵!)

に本店がある英国王室御用達のステーショナリーグッズの

お店。

ちなみに私がこの世でいちばん好きなショッピングバッグは、

エルメスでもハリーでも、バーニーズでも、ティファニーでも、

ルールでもなく、

スマイソンのやつです。

ニューボンドストリートブルーといわれる、

なんともいえない、貴族的で魅惑的なブルーなの。





いまからおよそ、20年前。

はじめてNYに行ったときに、

スマイソンのアドレス帳を買って、

それをいまだに現役で使ってるわたし。

もう、ウラ表紙は取れてるし、

それこそバラバラで、クリップで留めてないと、

使えないほどえらいことになってます。

ともだちはこれ見るたび、

「ここまで使ったげたら、スマイソンの創業者も感涙ものや」

と茶化すほど。



でもスマイソンの存在はずっと長い間、忘れてた。

それが前回のNY行きの機内で、

めちゃくちゃ素敵なトラベルウォレットを持っている

女性がいて、「おっ、エルメスか?」

と思ったけど、何か違う感じ。

偶然帰りの機内でも彼女と一緒になったので、

勇気を出して「それ、どこのですかぁ?」と聞いたところ、

なつかしのスマイソンの名前が・・。



で、今回、突入したってわけよ。

何度も何度もお店に通って、

結局購入したのは、

いっぱい仕分けがついて、それぞれに

PASSPORTとかBOADINGPASSとか

金色の刻印が押されたベージュのトラベルウォレット。

370ドル。私にとっては高いっす。非常に。

だって、

同じ感じのがバーニーズで158ドルで売られてたもん。



ま、スマイソンのは何でもクソ高いので有名ですが、

でも、持つと、なんともいえず

自尊心が高まる不思議なブランドなんである。



雑貨ひとつで自尊心が高まるっつーのも

なんだか、カナシイ話ではあるが、

私にとってはそんな感じ。



で、まあ、その商品を買って、

大好きなボックスに入れてもらって、

意気揚揚とホテルに帰り、

ワクワクしながら箱を開けた瞬間(いつどんなときにも

この瞬間は片想いの男からはじめて電話がかかってきたぐらい

うれしい)



ガーン・ガーン・ガーン。

なんだか後ろの皮のあたりがホツれて、

ヘンな感じになっているではないか?

チキショー。

交換してもらうにもお店はすでにクローズド。

明日は帰国の日で、オープン10時と同時に持っていっても、

ちーとばかり不安が残る・・・。

もう、このままでもいいかなーと思ったけど、

最初から自尊心ほつれてては、戦もできんです。



よって翌日、行きましたとも。10時をまって。

・・と慇懃なイギリス男(服装の感じで一発にわかる)

がいるではないか?

でも一応、ニコっと笑って

「ハイ!」と挨拶すると

イギリス男は慇懃に

「ハロ〜」と

これ以上はないほど英国っぽい発音で返した。

めげずに

「昨日、これ、買ったんだけどね。

ちょっとここヘンじゃない?出来れば変えていただきたいのですがけど」

というと、

ブツを小指立ててもって、

問題のダメージ箇所をしげしげと見る。

で、ストックの引き出しをあけるが、ない。

すると、ディスプレイしていたものを

取って、変えようとする。

「あのー、出来ればブランニューとかえていただきたいわ」

と私。

「あ、これさっき出したばかりだから」

うそつけー。3日前からあったぞ。

「数日待っていただければ、ロンドンからまた来ますがね」

とイギリス男。

「もう、これから帰国しなきゃならないんです」

と私。

どうしても欲しかったので、展示品であきらめる。

もうそれにしても、さっきからの一連の動作が、

嫌味ったらしいったらない。

「これぐらいで交換なんかしなくてもいいんじゃないのー」

という感じがありあり。

で、私も対抗すべく、

「これぐらいのダメージって、スマイソンでは普通なの?」

(ちゃんと検品してから出せよ)

すると、とたんにジェントルな態度になって

「いえいえ。それはないですね。わが社では

厳しく検閲してるのですが・・いやーこれは不覚というか」

だってよ。

だったら、はじめからそういえよ。

(ってわたしもやらしい?)



ほんと、イギリス男ってすっごく優しい人は多いけど、

たまーに、このような慇懃で、

木ではなをくくったような男がいます。



お店を出るとき、

そいつはとても紳士な態度になり

「セーフトリップ!」だってさ。

でも、正直いうと、きらいじゃないんですけどね。

このいかにもイギリス的な対応。



どっちやねん。









2005年6月25日 (土)

あつこの愛息子

NYでシングルマザーとして

カッコよく生きているわたしの友達あつこ

にNY出張中に会った。



あつこはいつ会っても、家庭の匂いなんてぜんぜんしないし、

なーんか女子大生のまま。

男やお買い物や仕事の話をする女友達。

でも、なんだかんだいっても、

彼女の生活は、

息子のRちゃんが中心で、

よって、わたしたちの約束も彼の都合によって

変わったりする。



Rちゃんとは、彼がほんとに小さな頃に一度あったきりで、

もう13歳になってるなんて、ずっと信じられずにいた。



ところが、その彼と10何年ぶりかで、再会!

きゃーっつ。それが・・・。



なんて、なんて、いいコに育ってるの?

ちょっと恥ずかしそうに笑う感じにグっときた。

日本の男の子じゃない、東洋の男の子って風も

すっごく素敵。

何より、彼が放つオーラの中に、

一瞬にして、相手を癒す特別な力があった。



あつこもやるやん。と思った。

お互いダメンズに引っかかったり、

アフォな恋にうつつを抜かしたりもしてきたけど、

息子をあんなにも素敵にちゃんと育てたんだ。



待ち合わせの場所、

2nd Aveの49丁目の角へ現れた

あつこと息子のRちゃんはなんだか、

親子でもない、

友達でもない、

どこか恋人同士みたいで・・・。



羨ましいと同時に、

あつこの偉大さを改めて感じた

マンハッタンの夏の夕暮れだった。











NY恐怖のお買い物日記PART�

今回のNY出張では、成田⇔JFK往復とも、

なぜか、デューク更家氏と同じエア。

めちゃ背が高くて、さすが姿勢も良く、

素敵な紳士でしたー。

帰り、JFKエアポートでははなんか、

スーパーっぽいビニール袋を下げていて、

庶民ナ感じが好感度大でした。



NYで無事仕事が終わって、さあ、お買い物だー。

しっかし、この時期のNYは各デパート&ショップとも

サマーバーゲン真っ盛り。

行くとこ、行くとこ、デンジャラスゾーンです。

もう、キケン極まりないったらないのだ。

まずはバーニーズに突入。

バレンシアガのバッグとプッチのバッグがセールになってたけど、

なんかアリの涙ほどの値引き。

そんなので騙されないわよ。

ゴヤールはぜんぜんセールしてないし、

プラダコーナーも40%OFFにはなってるものの、

欲しいものはぜーんぜんなし。



やっぱし、NYはプロパーでもバンバン売れるから、

あまりセールに旨みがないのだ。

そこいくと、サンフランとかのニーマンマーカスの

セールではめちゃ売れ筋のプラダのバッグが

ポンポンセールに出てたもんね。



で、バーニーズでは獲物なく退散。





次はバーグドルフへ。

ひやー、

ここではセールになってても

シャツもスカートも1000ドル単位が普通。

と、私の目を釘づけにする

イカすパイソンのスカートを発見!

値段を見る。

4500ドル。

そのむたいな値段に思わず、

爪たてて、帰ったったー(痛)。



一応バーグドルフのメンズ館にも侵入。

すました紳士たちが、

セールのシャツやネクタイ売場で

奔走する姿はなかなか見ごたえがあります。

疲れたので、3Fのカフェで、

クリーム・ブリュレとカプチーノで休憩。

このカフェはなんか、ブリュッセルかパリにありそうな、

オールドファッションな空気感があって、

おすすめです。



バーグドルフでも獲物なし。



よって、

翌日、コーディネーターのMさんと

そのお友達のYちゃんと車で

ウッドバリーコモンへ突入。

「行っても何もないのよねー、

でもそれを確認しにいくのよ」とMさんのいうように、

プラダもシャネルもオフサックスもニーマンマーカスも、

ラルフも獲物なし。

でも、とりあえずはここに来たことで満足。

来なかったら、何か掘り出しものあったんじゃないのーって

帰国してからも気になってしょうがないもんね。



で、気分を変えて我が愛しのガーデンステートプラザへ。

なんと松澤御用達ブランド「ルール」が、

は、は、半額セールしてるじゃないですかい?!

ぜぃ、ぜぃ。



Mさんたちと「行っとくしかないよね」

と戦闘開始。

ナチュラルスキンのジャケットとデストロイジーンズ、

ブルドッグポロシャツなど多数をお買い上げ。

でも、しれてる。

「気がすんだ?」とMさん。

「軽く・・」とわたし。

「やっぱりねー。サティスファクション100%とは

いかないよねー、これじゃ」(Mさん)

「明日再び・・・リベンジいっとく?」(わたし)。



というわけで、

恐怖のお買い物日記はまだまだ続くのであった・・・

2005年6月16日 (木)

ちょっくら、行ってきます。

明日5時おきだっていうのにさー、

いままで原稿書いとりました。

ほんと因果な商売よなー。



で、明日からわたくし、

1週間ほどNY出張に行ってまいります。

現地で撮影です。

決戦です(笑)。

しばし、お別れよ。

サミシイのよ。

ふんがぁ〜ふんがぁ〜heart



2005年6月15日 (水)

男にお金を貸せるか?!

このところ、反町君と鶴田真由の「チープラブ」の

再放送を時々見てるわたし。

今日の話は、反町扮する純一(やくざな家業)を助けるため、

黙って音楽教師である鶴田真由

(まだ彼女ってわけじゃなく、まったく違う世界に生きる純一をとても慕っている。でも、婚約者がいるという設定)

が純一のために

彼に内緒で100万円を某場所へ返しに行くって話。



わたしはかねがね女にお金を一銭でも借りる男はサイテーと

いろんなエッセイに書いてきたが、

純一のような男になら、有り金全部はたいちゃうわよ!と

思った(ないから言えるだけど)。

なぜなら純一は、自分のほれた女からお金を借りるぐらいなら死んだ方がマシと思ってる男だから。



でも、つきあっている男から

「お金貸して」と言われる女はけっこう多い。

さらにびっくりするのは、また貸す女も多いってこと。

やれ、彼の会社が危ないからとか

不倫火山中で奥さんに渡す慰謝料とかっていう

はーっ?な理由から。



だいたい恋愛にも友情にもお金がからむとあきません。

ぜったい、だめ。



私が尊敬する北新地のママさんの金の言葉(?)の中に、

「男にはお金いっぱいつ使わさなあきませんよ」と

いうのがあるが(笑)、

でも、そのママさんは昔散々お金を使わせた恋人が

倒産して困窮している時に、

ポンと1000万円渡したそうな・・・。

ひえええ、クロートな世界のお話。

人間、やっぱりもちつもたれつってことでしょうかね。



ちなみに私はこれまでの人生で、

あまり良く知らない男の子から

お金貸してくださいと2回ほど言われたことがある。

まったくもっておまえら相手を見ろ?私がお金あるように

見えるか?であるが、

ハワイで、1回だけ仕事で知り合った男の人(たぶん10歳ぐらい年下)

なんて、いきなりファクス送りつけてきたもん。

汚い字で、

「すいません。75万円貸してもらえますでしょうか?」

ギョエエエエである。



もちろん、そんなお金なかったし、貸せなかったけど、

なんとも中途半端なあの金額はなんだったの?

といまだにナゾでありまする。



ところで、私の知人がチョット前に

ゴルフの打ちっぱなし場で、ある人に反町君を

紹介されたとか・・。

そりゃ、もう卒倒するほどカッコ良かったそうよ。

日頃冷静な彼女ではありますが、

「何を喋ったのか、まったくわからず・・」

とうなだれておりました。



2005年6月13日 (月)

モテる男の条件

最近、これぞ!というモテ男の王道を行く人が

少なくなったなーと嘆いています。

だって、たいていがオレ様で、自分の話を聞いて聞いてだし、

甘えたがりやで、何かしてもらいたくて仕方ない男ばかりって

感じ。何かした分の見返りを求めるしね。



私の理想は伊集院静さんが言うような男だ。

少し前に女性誌に(名前忘れた)

インタビューされていた彼の恋愛論はおもろい。

(いや、別につきあいたというのではなく、

恋愛に対する思考が彼のような人という意味ざんす)







恋愛はとにかく与えっぱなし、つくしっぱなしがいいんですよ。

「これだ」という相手をつかまえたら、自分の時間と体力と金、それらを全部使って、快楽や居心地の良さといったものを

与え続ける。相手には何も期待しない。

何かしてもらったら、余禄だと考える。


かつのさんにもそうだったのね(笑)。



で、ドンファンはこのように結論を出してる。



そのうち

「そこまでして恋愛しなきゃならないのか」という気持ちが

自然に出てくるんじゃないですか(笑)




このインタビューには名文句が散りばめられている。

たとえば、こんな感じ。



野球でも、

来た球を反射的に打つときが

いちばん綺麗に打てるんです。

「こういう球が来たら、こうして・・」などと

計算しはじめると途端に打てなくなる。

恋愛もそれと同じで、計算が入ってくると歪んできます。




別れる時、憎しみが残る場合もあるだろうけれども、

できうれば、「ありがたかったな」という感慨を

持った方がいい。与えて与えて、

「それを受け取ってくれてありがとう」という気持ちですね。

人間関係でいちばん重要なのは品性ですよ。



そのために別れを上手にすることです。

相手に対する嫌悪感が沸点に達しているときに、感情的に

別れると、見なくてもいいものまで見てしまいます。

だから温度が少し下がったときに、相手に嫌われて別れる。

「相手によく思われて、別れたい」と色気を持っては

ダメです。

寝室で大便するくらいの覚悟を持たないと(笑)。






うーん、モテ道を極めるのも一筋縄ではいかないね。

2005年6月12日 (日)

貴乃花の髪型・・・

さて、今日が父の日と勘違いした、

ほとんどアルツ松澤ですが、

それとは関係ないけど、

いやーTVで何度も見る貴乃花親方のインタビュー。

おもろい。

そうやったんかー真相は・・である。

(ま、それも良くわかんない分はありますが)

なんかそれまではお兄ちゃんの方が人が良さそうで、

貴乃花が意地悪なんじゃないのーと思ってたけど、

いまはちょっとだけ、

私の気分としては貴乃花より・・・

ま、そんなことはどうでもいいんだが、

ちょっと理解しがたいのは、

あの、髪型は何なの?



一瞬、アフロ崩れのDJか?と見間違うほどの違和感。

最近久々にあんな髪型している人を見た。

(ごめんねー、髪型に罪はないけど)

普通の人ならまだわかる。

しっかし、髷との落差激しすぎ!



そんなことを思っていたら、

ほぼ日のダーリンも同じようなことを書いていた。

以下、ダーリンの元に届いた芸能通の友人からの

コメント抜粋です。





「このところ、俺は貴乃花派に傾いております。

ただ、惜しむらくは、あのヘアスタイルが、

な〜んとなく信頼感に欠けるのである。

ヨン様をモデルにしたという説と、

ちょっと前のキムタクでねぇの説とあるけど、

どっちにしても、発言の内容と合わないんだよねぇ。

惜しい、あまりに惜しいぞ貴乃花親方の髪形!」




おもろすぎ!



さ、今日はNYのエージェントもお休みだから、

いまから近所の銭湯に行ってきまーす。

再び父のこと

父のことを書いたブログに

いただいたlaflyfisherさんのコメントを

読んで、父親を「おとうちゃん!」と呼べなかったのは、

ちょっと寂しかったなーと思った。

やっぱりおとうちゃん、おかあちゃんと

呼ぶのが、いちばん日本人らしい。

なぜかうちはパパとママという呼び方で、ずっときた。

今思えば、気色悪い。

でも、こんなええ年になっても、

いまもパパとママと呼ばないと、

しっくりこないので困りもんです。

だってパパと言うと、別のパパって思われるから(笑)





私の父はお酒が好きだった。

晩年、医師から全てのアルコールを禁止されても、

家族の目をぬすんでは、飲み、

母や私にボロクソに怒られていた。

でも怒っても怒っても、

小さな子供のようにヘヘヘと笑うだけ。



我が家には近くに公園があり、

桜が咲く季節にはお花見の客で賑わう。

あちこちで宴会が催されていた。

父もいつもその公園に散歩に行くのが日課。



ある日、家の近くを歩いていた私は、

近所の人に呼び止められた。



「お宅のおとうさん、お花見の宴会の人たちに、

お酒もらって飲んでたよ。お酒止められてるのと違う?」

ガーン。頭にいっきに血がのぼった。

なんてカッコ悪いことするのよ・・・。

家に帰って父に

「恥ずかしいことせんといてよ!

それにお酒もう飲んだらあかんやん!」と怒鳴った。



でも父は「バレたか?」とニコニコ笑うだけ。

ますます腹が立った。



いまはなつかしい思い出です。







2005年6月11日 (土)

忘れられない人

私は好きな男の匂いは息が切れるまで嗅ぎたい

と思っている犬系女であります。

だからそのときつきあっている男の匂いは、

全身全霊で記憶する。



その人と会えないときも、

キールのシェービングローションの香りや、

マルボロの匂いや、

彼が好きなボンベイ・サファイヤの

ジンの香りなんかを嗅いでは、

胸をキューンとさせることに

至上の喜びを感じたりする、

ちょっとヘンタイチックな女です。



何年か前、記録的な雪が降った真冬のボストンの、

リッツ・カールトンのバーで、

一緒にマティーニを飲んだ、

ボーイフレンドのジャケットの匂いも忘れられない。



外に出ると、ボストンコモン(ボストンの公園)が

一面の銀世界に変わっていた。

ホテルを出て、

アーリントンストリートを、

車をパークさせた場所まで歩く間

彼は自分の着ていたツイードのジャケットを

私にかけてくれた。

そのとき、はじめて彼の匂いを知った。



事情があって、もうその人とは2度と会えないと

わかっていたから、つらかった。

いまも大雪の降るボストンの町を歩くたび、葉巻と夜と

雪の混じった彼の体臭を思い出して、切なくなる。



でも記憶に刻印されたかのように思えた匂いも

いつか風化することもあるし、

その人が嫌いになると、その匂いも跡形もなく

消滅するから不思議です。



だけど、いつもどんなときにも、

胸が痛くなるほどなつかしく思い出す

男の匂いがある。



巨人の長嶋が好きで、

太宰治を愛し、

早大のラガーマンだったその人は、

メロメロに私を愛していた。



その人の膝の上に座ると、

缶のピースの匂いとお風呂上りのロジェ・エ・ガレの

石鹸の匂いと、加茂鶴の樽酒の匂いがした。



巨人のナイター中継をその人と一緒に見ながら、

このわたや、数の子、カラスミや鯨の尾の身といった

彼の好物の酒の肴をときどきもらったりして、

私は、なんておいしいんだろうと思っていた。



十年前に亡くなったその人の供養は

ほとんどしていない薄情な私だけど、

いまもこのわたや筋子なんかを食べるたび、

私の父、その人の匂いをまるで昨日のことのように

思い出す。

だから少々親不孝でも、

天国のパパはきっと許してくれると思うんだ。



明日は父の日だ・・。

最近の写真